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２０１８年１０月８日プレー
ウィスリングストレイツのストレイツコースがあるコーラーは、ウィスコンシン州のミルウォーキーから北へ車で1時間の所に位置し、
全米で有名なトイレや洗面台、浴槽などの陶器製品を製造するコーラー社の企業城下町で、工場や物流施設が街の中心部に点在しています。
このコースのロゴマークになっている社長のコーラー氏が、ピートダイに設計を依頼し１９８８年にシボイガン川沿いにブラックウルフランをオープン。 その後リバーコースとメドウバレーズコースの2コースに分割拡張して、１９９８年に全米女子オープンを開催。 そして、コーラーの中心部から北へ車で15分のミシガン湖沿岸の軍滑走路跡地にウィスリングストレイツを同じくピートダイ設計で１９９８年にオープン。 続いてコースの内陸側にアイリッシュコースを作り計４コースになりました。 ウィスリングストレイツのストレイツコースでは、２００４年、２０１０年、２０１５年に全米プロを開催、２０２０年のライダーカップも開催されます。 プライベートコースも含めたGolfdigest2019-2020America's 100 Greatest Golf Coursesに21位にランクインしているアメリカを代表するコースです。
コーラーから北へ３０分行ったミシガン湖畔のホテルに宿泊し、１１時スタートなので早めの８時に出発しました。
この日の朝はすごい濃霧で、前方が真っ白の細い道を恐々走りガーミンナビのおかげで１時間かけてなんとか到着。
ミシガン湖は濃霧になることが多いらしくコースを見ても視界不良で、この旅行で一番の目的コースなのでかなりブルーな気分でした。 ちなみにコース名を日本語に訳すとWhistlingは笛、Straitsは海峡ですので、ここは特に霧が出やすい場所なんでしょうね。
クラシカルで趣のあるクラブハウス内は、過去のメジャー競技関連の品々や2020年ライダーカップグッズも早々ディスプレーされていて、
プレーヤーはグッズを嬉しそうに買い求め気分を盛り上げています。
スタートが３０分ほど遅れましたがキャディーに呼ばれて１番ホールへ。４コースの中で、ここだけは歩きのラウンドのみでキャディーもマスト。
シカゴから来た青年と３サムラウンドで１００Yぐらいの視界の中をスタート。
難しそうなので使用ティーは6360Yのホワイトでも良かったのですが青年がいたので私は6663Ｙのグリーン、妻は5564Ｙのレッドから。
コースは高低差は少ないのですが、１０００以上あると言われるバンカーがフェアウェイやグリーンを取り囲んでいて恐怖心を煽ります。
ラフは本場のリンクスのように深くはありませんので非力な人でも問題なくショットできますので大丈夫でした。（笑）
特筆すべきは４つのパー３と他４ホールの計８ホールがミシガン湖に面していて絶景ホールが多く味わえます。
OUTはクラブハウスから南側をミシガン湖に沿って進んでいきます。
生憎の濃霧とピートダイらしい難しいコースレイアウト、そしてバンカーに数多く入れた為にパーオンが一つもなくパーなしの４７で不完全燃焼。
妻は７番パー３でピン３ｍにつけてガッツポーズ、バーディーは逃したもののパーが取れて４８で機嫌良くインへ。
クラブハウス脇にスナックショップがあり腹ごしらえをしていると、霧が少しずつはれて青空がかすかに見えてきたのでテンションが上がります。
INはクラブハウスから北側をミシガン湖に沿って進んでいきますが、引き続きバンカーに入れまくりパーオンなし。
１３番ワンパットでやっと１つパーが取れましたがパーオンなしの４９でトータル９６、妻もパーなしで５３のトータル１０１でフィニッシュ。
今までのゴルフ人生で１番バンカーに入れ（１０回以上）、パーオンが１つもない散々のラウンドにはなりましたが、
プロが悪戦苦闘する難コースをプレーできたので満足感があり、INでは海のように広大なミシガン湖が望めて少し癒されました。（笑）
２０２０年のライダーカップでトッププロがどのようにプレーするのか観るのを今からとても楽しみです。
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