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２０１６年４月２８日プレー
バンドンデューンズゴルフリゾートは、再生紙でグリーティングカードを作り成功したアメリカの再生紙会社社長のマイクカイザーがアメリカで本場のような
リンクスコースを作りたいと全米を調査しやっと巡り合った、荒涼とした砂丘が広がるバンドン郊外に作られたゴルフリゾートです。
オレゴン州ポートランドから南西に下り５時間の海岸線に位置し、現在は４コースとパー３コース１つがありますが、
ここバンドンデューンズが1999年にパブリックコースとして最初にオープンしました。
スコットランドの無名の若い設計家デビッドキッドに設計を依頼、Golfdigest2017-2018のAmerica's 100 Greatest Public Golf Coursesで７位、
プライベートコースも含めたAmerica's 100 Greatest Golf Coursesでも３６位のアメリカを代表するコースです。
ポートランドを7時に出発して5時間のロングドライブを経て12時過ぎに到着。手前の街ノースベントからは海岸線に砂丘が広がり観光地になっています。
宿泊用の豪華なロッジはすぐ脇にありますが、デビッドキッドとの約束通りコース専用のクラブハウスはなく、
乗用カートなしの歩きのラウンドで手押しバギーを借りるかキャディ付かを選びます。
ロッジでコースを眺めながら昼食を済ませて、１４時２０分にスタート。
キャディフィーが100ドルと高く比較的平坦なコースなので私は手押しバギー、妻はキャディにバッグを担いでもらうラウンドにしました。
コースは海岸線に沿ってレイアウトされていて高低差は少ないのですが、荒地や深いヒースのラフにボールが入ると打ちづらくトラブルになります。
そして風が吹くととてもタフになりますが、海を望む絶景ホールが多いのでリンクスゴルフを存分に楽しむことが出来ます。
あと、この時期スコットランドのコース写真で見たことのあるハリエニシダの黄色い花が満開で、コース内に点在していて貴重な雰囲気が味わえます。
使用ティーは私は6221Ｙのグリーン、妻は5072Ｙのオレンジから。
フェアウェイは固くて良く転がり1番のティーショットは軽いドローだったのでヒースのラフに転がり、セカンドは残り120Yなのに２０Yもグリーンをショート。
グリーンも固く傾斜があるため寄せワンが難しく2パットのボギーがやっと。この日は微風でしたが風が吹いたら大変でしょう。
コース内には鹿がたくさんいてほっこり気分、妻のキャディのマイケルとも仲良くなれて３番パー５でアドバイスをもらえて初パーが取れ嬉しかった。
4番パー４はゴルフマガジンの世界ベスト500のホールに選ばれたシグネチャーホール。
セカンド地点から海に向かって打ち下ろすロケーションは最高です。
妻はここでナイスパー、私はティーショットを右ラフに入れて悪戦苦闘してダボにしましたがグリーンから見えるパノラマの太平洋の景色に癒されました。
５番パー４と６番パー３は海岸線に沿ってレイアウトされている絶景ホール、しかしレイアウトはタイトで簡単ではありません。
７番から内陸に向かい８番で２つ目のパーを取り、OUTは私４４で妻は４８と満足のラウンド。
INに入り１２番は海に向かって打ち下ろすパー３、ここで２人揃ってパーでキャディから２人とも曲げないので楽だとお褒めの言葉。（笑）
順調なラウンドでしたが手引きバギーの為に足が疲れてきて、１５番の短いパー３を右に引っかけてロストし痛恨の７でガッカリ。
１６番の海岸線に添った綺麗ですが崖越えの難しいパー４をなんとかパーにしてINは私４８、妻は４７でホールアウト。
やっぱり手押しは体力的に持たないのでマイケルにこの後の３ラウンドのキャディをお願いしました。
リンクスゴルフはキアワアイランドのオーシャンコースで体験したつもりでしたが、ヒースのラフやフェアウェイとグリーンの固さは未体験、
今日は微風でしたが風が強くなり全英オープンのような本場のリンクスの辛さもこのコースでは味わいたいと思うラウンドでした。
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