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フランス＆スイスでゴルフ
クランシュルシェールゴルフクラブ（セベ・バレステロスコース）
（Crans-sur-Sierre Golf Club Severiano
Ballesteros Course）
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シグネチャーホールの７番パー４
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２０２５年９月１１日プレー
フランス＆スイスゴルフ旅行の３、４ラウンド目は、スイスのクランシュルシェールゴルフクラブ。
ジュネーブ空港から東へ２時間高速を走らせた、ローヌ渓谷を見下ろす標高1500ｍの高台にある高級別荘地クランモンタナにあり、
マッターホルンからモンブランまで連なる山々のパノラマビューが広がっています。
セレブの別荘が多く、メインストリートには高級ブランドのブティックが軒を並べ、街を走る車や人々は映画などで見るセレブそのもの。
コースは、セベ・バレステロスと９ホールのジャック・ニクラスコース、あと近隣に提携する９ホールのノアスゴルフコース、計３コースあります。
プレー可能な期間は短く、2025年は６月６日から１０月１２日まで４か月しかオープンしていません。
ゴルフ旅行を締めくくる４ラウンド目の今日ラウンドするのはメインコースのセベ・バレステロスコース。
1906年に９ホールで開場、1928年ハリー・ニコルソンによって１８ホールに拡張。
そして、1995年セベ・バレステロスが改修に着手し1997年に完成、コース名がセベ・バレステロスコースになりました。
ＴＯＰ１００Golfcoursesのスイスで４位にランクされ、DPワールドツアー「オメガヨーロピアンマスターズ」を毎年開催しています。
今回のゴルフ旅行の第一の目的コースで、昔ゴルフチャンネルの中継を見ていて息をのむ美しいこのコース、
特にアルプスの山々を見渡せる絶景の７番ホールをプレーすることが夢でしたがやっと実現しました。
当初のスケジュールでは１０日にプレーする予定でしたが、前日夕方見た天気予報では１０日は１日曇りで１１日は晴れ予報、
コースにメールして１１日プレー予約しているニクラスコースと日程チェンジをお願いしました。
翌日チェックインオフィスに行くとチェンジOKのお返事を頂き一安心、１０日はニクラスコースをプレーしましたが予報通りドン曇りでした。
１１日はスタート時間トップスタートの７時３０分、この日はコース整備の為１０番スタートで軽くパット練習をして１０番パー４へ。
カートは乗用ではなく、前日のニクラスコース同様慣れれば快適にラウンドが出来る電動の手引きカートです。
ティーは５つあり私は5438ｍのイエローで妻は4519ｍのレッドから、まだ雪が残るアルプスに向かって気持ち良くスタート。
1週間前にオメガヨーロピアンマスターズを開催していたので、コースコンディションはフェアウェイ、グリーンともに最高ですが、
ラフがかなり深く１０番のセカンドショットを左ラフに入れてPWで刻みなんとか寄せワンのボギー発進。
１１番パー３も砲台グリーンで、グリーン左に落ちましたが左ラフに転がり２オン２パットのボギー。
１２番右ドッグのパー４はグリーン右手前が池でグリーンも傾斜がきつく３オン３パットのダブルボギーでがっかり。
１３番パー３はグリーン手前が池で奥にオメガヨーロピアンマスターズの観戦スタンド、そしてアルプスの山々が良く見える気持ち良いホール。
ピン手前５ｍにナイスオンしてバーディは逃しましたが初パーが取れてうれしかったです。
続く１４番パー５もアルプスの山に向かって打ち下ろす絶景ホール、ティーショット、セカンドショットともに良いショットが打てて、
残り１５０Yのサードショットもピン奥３ｍにつける快心のショットで妻も褒めてくれました。
痺れる下りのバーディパットは惜しくも左を抜けましたが連続パーで気分も最高潮です。
グリーン周りが共に難しい１５番と１６番をボギーでしのぎ、１７番パー４もアルプスの山々が良く見える爽快で美しいホール。
ティーショットはフェアウェイに行きましたが、グリーン手前にクリークが横切っているので大きめのクラブで打ったらグリーン奥の深いラフに行き、
アプローチもピンに寄らず２パットのボギーは悔やまれます。
１８番パー４は、フェアウェイが右に傾斜していてグリーン手前に池とクリークがある難ホール。
1993年のヨーロピアンマスターズの最終日に、優勝争いをしていたセベ・バレステロスがティーショットを右に大きく曲げて、
フェアウェイに戻すだけでも大変なコンクリート壁脇の林に入れて、そこからミラクルショットでグリーン手前まで運びバーディ！
惜しくも優勝は逃しましたがセベらしいアグレッシブなプレーで語り草になっている名物ホールです。
私は右ラフにこぼしてピンまで残り１８０Y、しかし大きめのクラブで打つとグリーン奥がレストランなので大惨事になるのでセカンドは刻んで、
セベにはなれませんでしたが３オン2パットのボギーは仕方がないでしょう。
INは私４３で大満足、妻はグリーン周りが難しいので手こずり５２でしたが景色が良いので楽しそうです。
OUTに入り打ち下ろしと打ち上げを繰り返す山岳コースですが、ドライバーが好調でフェアウェイを外さないので景色を楽しみながらのプレー。
そして、６番ホールを終えていよいよシグネチャーホールの７番パー４へ。
息を飲むパノラマで広がるアルプス、その中にあるフェアウェイと３００Y先にあるグリーン。
ヨーロピアンツアーメンバーが果敢にワンオンを狙うゴルフチャンネルで見た絶景ホールは、実際でも夢の中にいるような至福の気分になれます。
雲がかかり稜線は綺麗に見えませんでしたが、それでもこの爽快な景色は今までプレーした中でも５本の指に入る絶景ホールでした。
さて、ワンオンは無理ですが渾身のショットはグリーン方向に飛びましたが全然距離が足らずバンカー手前のラフへ。
傾斜からのセカンドショットはオーバーが怖くてショートしてグリーンに乗らず、アプローチも寄らず２パットのボギーは少し残念。
続く打ち上げの８番パー３で、なんとかワンオンしてパー。多少リベンジができました。
フィニッシングホールの９番パー５、グリーン奥にはリーダーズボードがまだ残っていて２人ともボギーでしたが大会に想いを馳せて気分良く終了。
OUTも私４３、妻は４９でトータル私８６で大満足のラウンド、妻も１０１でしたが景色が良くてコースも綺麗なので楽しそうでした。
プレー後は１８番グリーン脇のレストランでランチ。一目見てセレブと分かる服装の男性やエルメスのバッグを持つ奥様がいて、
クランモンタナのカッコ良い方々に囲まれて食べた食事はとても心地が良く美味しかったです。
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