２００３年２月旅行でようやくカウアイ島へ行く事が出来たPOOとPII。

POOにとって、カウアイといえば、やっぱりナ･パリコースト！

あの大自然の造形美を堪能しないで、カウアイ島を後にする・・なんてとんでもな〜い！と

船が苦手なPOOが勇気を出して、ナ･パリコーストクルーズに挑戦しました！

●ツアーを探す

さすが、カウアイ島の人気アクティビティだけあって、ナ･パリコーストクルーズを扱う会社はたくさんあります。

出発地は主にノースエリアのハナレイか、サウスエリアの

ポートアレン。

残念ながら、POOたちが旅行したのは２月で風が強い為、

ハナレイ発のツアーはすべて中止されていました。

夏にカウアイ島、しかもプリンスヴィル滞在ならハナレイ発のツアーが、手軽でいいですよね。。。

結局POOたちは、ポートアレンから出発するツアーに決定。

午前中出発の一日ツアーだと、途中シュノーケリングもできるそうですが、カナヅチのPOOには無縁の話。

ってことで、ナ・パリコーストのみを堪能するサンセットクルーズにしました。

●ツアー会社

　●ホロホロチャーター（http://www.holoholocharters.com/）

オフィスでチェックインした後、スタッフ先頭にみんなで港までゾロゾロ・・・。

出航前に、人数の確認です。名前を呼ばれたら「Here!」と叫ぶのですが、どうも他の観光客がおとなしい。。

いつもどんな時も、楽しむことが大好きな外国人（すみません、かなり偏った考え方で。。汗）の方々がとーってもおとなしい。

「Here!」ではなく「here・・・」ってカンジなんですよねぇ。

参加者の人数確認中、ずっとタバコを吸っていたPIIに、スタッフが

「船に乗ったら、禁煙よ。もしあなたが船でもタバコを吸ったら海に放り投げて、たちまちあなたは魚のえじきよ〜！」と、冗談交じりで

言ったのですが、笑ったのは私だけ。（あれ！？これってジョークじゃなかったの？？）

他の参加者はボーっとしてます。

なんか、とっても不安なPOO。

出航〜！！

 さぁー、いよいよナ･パリコーストに向かって出航です。

 もちろん空は真っ青、ど･ピーカンです！

 マウイからラナイまでの船の移動で、多少は船に慣れてきたとはいえ、

 今回は３時間３０分の長旅。果たしてPOOは無事にクルーズできるのでしょうか？？

出航してスタッフがOKサインを出すまで、参加者全員は、椅子に座って

おとなしくしていなければなりません。

もちろん、その間もおとなしい参加者たち。

「みんな、海がとってもきれいだよ！」と思わず声をかけたくなるぐらい・・。

と、いろんなことを考えていたら、いきなりほら貝が「ホワァァァァァァァァ！」

と、同時におとなしかった参加者達が一斉に立ち上がり、Tシャツ脱いで

水着になって（奇声を発しながら）、次々に甲板に上がっていきます。

「な・・なんじゃこりゃ・・・！」POOはみんなの豹変ぶりにただ愕然。

 ツアーには、ピザやおつまみなどの軽食と、ソフトドリンク、ビール、ワインなどなどの

 アルコールも含まれています。

 甲板にでて日光浴する人、ビールを飲みまくる人、なんだか知らないけど踊っている人。

 もうPOOには理解できませーん。

 負けてられないので、とりあえずPIIと二人で乾杯！

 とはいえ、みなさん、ちょっと飲みすぎじゃないですかぁ？？

 ドリンクFREEとはいえ、船酔いしちゃいますよ。

 みんなのはしゃぎっぷりをハラハラ横目で見ながらのクルーズが続きます。

この日は、とってもいいお天気で、午前中ポイプビーチで遊んだときは風も無く、穏やかでした。

この分だと、船はそんなに揺れないだろうな。と安心していたPOOですが、出航してから約３０分後、突如波が荒くなり始めました。

そうなると、船はジェットコースター状態。

そして同時に参加者のテンションはさらにUP！UP！

荒波に乗ってどばんどばん・・と船が揺れるたびに奇声を発して喜んでます。（しかもビール片手に）

POOの目はグルグル状態寸前。

じっと座っていると酔いそうなので、揺れる船内を足取りふらつかせながら、なんとか甲板脇まで移動しました。

いやーん、こわいよぉ〜。。。。早く到着してくれよぉ〜。。。

ナ・パリに到着！

地獄のようなクルーズ１時間を耐え抜いて、とうとうナ･パリに到着！

その頃のPOOは膝はガクガク、波をかぶって全身ビショビショ、怖くて怖くて半べそ・・・。

と、まぁ、とてもじゃないけど「ナ･パリで記念撮影！」なんて元気はありませんでした。

こんなにすばらしい景色が目の前にあるのに、シャッターを押す元気も無く、PIIに全部撮ってもらいました。

フラフラ状態だけど、夢のナ･パリに到着したんだもん、この目に焼き付けよう！と

ナ･パリの美しさを堪能するPOO。

ほんと、何百年もかけて造られた大自然は想像以上の美しさと壮大さ。

岩肌がPOOに向かって迫ってくるようです。

そして、海の色はダークブルー！だけど透明感があったり・・と、まさに「言葉では

言い表せない」って表現がぴったり。

３０分後、ポートアレン港に戻リ始めたころ、POOとPIIは船内で熟睡・・。

ふと目が覚めると、見事なサンセットが！キャー、なんてすてきなんでしょ！

すると、横に座っていた女の子が「大丈夫？」と声をかけてくれました。

彼女は、最初から最後まで踊り、奇声を発し飲み続けていたパワフルガール。

「こんな美しいところまできて、なに二人で熟睡してんのよっ！」って気分で

POOたちを見ていたんでしょうね。きっと・・・（笑）

 ただいま〜

ある意味（？）楽しく、最高に美しかったナ・パリコーストクルーズも終了。

出発から３時間３０分後、ポートアレン港に戻ってきました。

あれれ？？

港に着くや否や、急におとなしくなる参加者たち。

まさに出発前のテンション低い人達に戻っちゃいました。

いやいや、POOには彼達の豹変っぷりには、負けました〜（笑）。