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スコットランドでゴルフ
ロイヤルドーノッホゴルフクラブ（チャンピオンシップコース）
（Royal
Dornoch Golf Club Championship Course）
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４番グリーン
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２０１９年８月４日プレー
2019年夏に長年の悲願であるスコットランドゴルフ旅行へ行ってきました。
１ラウンド目は、エジンバラから北へ３５０ｋｍ、車で５時間かかるスコットランド北部の東側ドーノッホ湾に面したロイヤルドーノッホゴルフクラブ。
プレーをしたチャンピオンシップコースとストラーコースの２コースがあり、
チャンピオンシップコースは、2018年の世界コースランキングでゴルフダイジェストでは５位、ゴルフマガジンでは８位にランクされています。
1877年に９ホールのコースでドーノッホゴルフクラブを設立、頂いたネームタグにはGolf
Since1616と書かれているので、
はるか昔からこの地でゴルフをプレーされているのでしょう。
１９歳でセクレタリーに就任したジョンサザーランドがセントアンドルーズにいるオールドトムモリスを招聘して1886年１８ホールにコースを拡張、
1906年にロイヤルの称号を獲得しました。
有名コース設計家のドナルドロスはドーノッホ出身で、セントアンドルーズへ修行に行き、戻ってきてからクラブメーキングやグリーンキーパーに従事。
その後アメリカに渡りパインハーストなどの有名コースを作ることになり、このコースの改修も手がけました。
ベンクレンショウやトムワトソンはこのコースの特別メンバーになっています。
コースはドーノッホ湾の湾曲した海岸線に位置し、８ホール目までは陸側の台地を進み、９ホール目からは海岸線を進み戻ってきます。
自然の起伏があるリンクスの土地には、固いフェアウェイとハリエニシダのブッシュや深いラフ、細かいアンジュレーションがある固いグリーン、
そして、海から吹く風は常時強くて、プレーヤーの技量と忍耐が試されるプレーし甲斐のあるスコットランド至宝のコースです。
前日はロングドライブを経てコース近くのドーノッホホテルに宿泊しました。
この日はプレー後に４時間ドライブをしてカーヌスティへ行くので、スタート時間は早めの７時０８分ですが日の出は５時半なので問題ありません。
クラブハウスはコンパクトですがモダンで風格があり、コースの歴史を示す品々が展示されていて気分を盛り上げます。
ハリエニシダの花が満開の絵画が飾られていて、北アイルランドでプレーした時に見て感動した５月あたりがベストシーズンなのでしょう。
１番ホールのティーインググラウンドに行くとプレーヤーは誰もいなく、帯同キャディーとともに２サムでトップスタートです。
強い北風が吹く早朝は、長袖のタートルだけでは足らずセーターも着こむ８月とは思えない寒さ、
使用ティーはパー７０で私6267Yのイエロー、妻は5940Ｙレッドから気合を入れてスタートしました。
１番ストレートの距離の短いパー４は強風のアゲインスト、ティーショットはフェアウェイでしたが、残り１３０Ｙのセカンドは引っかけてグリーン右へ。
バンカー越えのアプローチはピンに寄らずに、２０ｍから３パットのダボにしてガッカリなスタート。
砲台グリーンの２番パー３も、アゲインストで２０Ｙショートしてアプローチも弱く傾斜で戻ってしまいグリーンオンせず、２パットの連続ダボ。
３番パー４は風が右サイドからに変わりティーショットはフェアウェイ、セカンドも綺麗にオンして２パットでやっとパーが取れました。
４番パー４はセカンドショットが風に流されて左バンカーに行き、顎が高くてバンカーショットは出ただけでグリーンに乗らずまたもやダボ。
５番パー４でパーを取り、６番パー３は１オンしましたが３パットボギー、ショットは総じて悪くないのに風が大敵、リンクスは思うようにいきません。
そして距離の長いハンディキャップ２の７番パー４は、ティーショットがスライスして左のハリエニシダの中に入り打ち直して５オン２パットでトリプル。
８番パー４は印象的なホール、セカンド地点からは打ち下ろしになり海岸線が見えてグリーンを狙うショットは力が入ります。
しかし、アゲインストの風に負けて大ショート、ボギーにはなりましたがチャレンジングなホールです。
９番パー５は左サイドがすぐ海の美しいホール、ここは確実に３オン２パットでパーにして、ＯＵＴはパー３５で私４６、妻は４９でまずまずのスコア、
キャディーから２人ともとても良いプレーヤーだと褒めてもらい気分よくＩＮへ。
ここからは海岸線を進みクラブハウスへ戻ってきますので、どのホールからも海が見える景色を楽しめます。
ＩＮは１２番パー５で３オンして３ｍのバーディーチャンスにつけましたが、ややタッチが強すぎてカップにけられてバーディーならずでガッカリ。
ダボは２つありましたがしぶとく１５番からボギーを重ねて、ＩＮは私４５でトータル９１、妻は４８でトータル９７でフィニッシュ。
ホールアウト後は２階のレストランへ行きランチ、バーにはウイスキーが豊富に用意されていてスコットランドのコースらしい光景が溜まりません。
初のオールドトムモリス設計コースは、思い描いていたスコットランドのリンクスそのもので、海岸線の自然な起伏の地形を生かしたレイアウトと、
巧みに配置されたバンカーや砲台のグリーンがチャレンジングで、ゴルフ本来のプレーが楽しめるとても素晴らしいコースでした。
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