２００６年７月利用

モロカイ島カルアコイ地区

 TEL：552-2721

利用したｶﾃｺﾞﾘｰ

1BR/OV

RATE

＄98　(TAX別）

パーキング

セルフ

ランドリー

リゾート内にあり

ビーチ

リゾート正面

プール

あり

ラナイ

有り

アメニティ

ﾘﾝｽｲﾝｼｬﾝﾌﾟｰ　ｿｰﾌﾟ

ﾎﾞﾃﾞｨｰﾛｰｼｮﾝ　

初のモロカイ島。

雑誌、インターネットと、島情報が少なくホテル選びも苦労しました。

モロカイ島と言えば、代表ホテルはやはり「モロカイロッジ」ですが、高い宿泊料を出すほどの魅力を感じることが

できなかった＆結局満室で取れなかった・・・のでPass。

あとは、ホテルモロカイ、モロカイショアーズ、ケ・ナニ・カイ・・・そしてカルアコイヴィラ。

どれも似たような雰囲気でしたので、ゴルフコースに隣接するこのカルアコイに決めました。

空港から車で３０分。

寂れた看板を目印にリゾート内に入ります。そこから５分ほどでようやくホテルオフィスへ。

その間、ホテルゲスト、ホテルスタッフなど「人」を見かけることはありませんでした。。

「静か」というより｢寂れた」という言葉がしっくりくるなぁ。。と思ったのですが、それもそのはず。

リゾート内に点在している２階建てのコテージの大半はCLOSEし、なかには廃墟と化した棟もちらほらとあったからです。

POOはネットでPOVを予約したのですが、案内されたのはビーチ真ん前に建つOF。

最初は「UP　GRADEだ〜！」と喜んでいたのですが、もしかしたらPOVカテゴリーの棟はすでに廃墟化していたのかも？？

しれません。

このリゾートは２００１年の9.11テロ以来観光客が激減し、ゴルフコースはCLOSE、そしてこのホテルも少しずつ寂れ、今では

リゾート内のSHOP、レストラン、アクティビティデスク等すべてCLOSE、唯一飲み物やスナックなど売っているお土産家さん

だけがひっそりとOPENしていました。

POO達が滞在した３日間の間にホテルゲストに会ったのはコテージ２階にいたカップルと、プールサイドで読書していた

夫婦の２組。

文字通り「静かなリゾート滞在」になりました。

コテージ外観も室内も若干古め＆メンテも最低限の感がありますが、その分モロカイの海と空の美しさが十二分に

カバーしてくれます。

POO達が今まで見た中で一番美しいと感じた風景がカルアコイのあちこちで見ることができました。

この風景を見るためだけにでも、またモロカイに行ってみたいなぁ・・と思えるほど！

ハワイのありのままの美しさを堪能できるホテルでした。

空港から西に向かって30分。高台にカルアコイの小さな看板を目印にリゾートに入ります。

リゾートと言っても辺り一面は写真左上のような荒涼とした風景が広がり、POOもPIIもちょっと不安になりました。

そんな風景を見ながら海に向かってどんどん南下していくと、コテージ風の建物が点在している風景に変わります。

道路をはさんで海側がカルアコイヴィラ、山側がもうひとつのコンドミニアム、ケ・ナニ・カイ。

パッと見た目はケ・ナニ・カイのほうが若干キレイな気が・・・しました。

チェックイン手続きはこちらの小さなオフィスで。

無愛想な(失礼！）おばちゃんにお部屋の鍵を貰います。

ホテルの「フロント」のような雰囲気は皆無、まさに「手続き」する

だけの事務所のような場所でした。

そして注意しなければならないことは、このオフィスは

8：00〜16：00までしかOPENしていないこと。

しかも月〜金のみです。

緊急連絡先の案内はありましたが、お気楽性格のPOOでさえも

さすがに不安になりました。。

玄関から見るリビング。なかなか広いお部屋です。

ラナイから見るお部屋。ソファの他イスが6個もあります。

1Fのせいか昼間でも室内はやや暗め。

玄関脇にあるキャディバッグスタンド。超便利でした。

POOのお部屋は1階の＃1254。

POVのSTUDIOを予約したのですが1BR・OVのお部屋でした。

玄関開けるといきなりお部屋！のレイアウトですが適度な広さで使いやさ抜群です。（PIIはこういう間取りが大好き）

4人用のダイニングテーブル、ソファーセット、そしてライティングデスクもありました。

噂どおり、テレビの映りが悪く、もちろんケーブルテレビもセッティングされていないので、TVっ子のPIIは毎晩暇そうでした。

ラナイに出れる大きな白枠のスライドドアはボロボロ（！）ですきまだらけ。

網戸も破れているので（！！）、夜は虫がお部屋に入ってくる可能性は大の大！です。（POOは生きた心地がしなかった・・）

鍵も半分壊れているので、朝から晩まで鍵はかけず24hour　Welcome！の世界でした・・・。

キッチンだけはなぜかきれいでした。

特にレンジ、グリル、電子レンジはどれもぴかぴか。

食器、お鍋などお料理するには完璧な品揃えです。

バスルームはキッチン横に。

ダブルシンク、トイレとバスは別々・・と便利です。

バスタブは膝下ぐらいの深さ。仕切りの木製ドアが重くて重くて（すべりも悪し）毎回毎回一苦労しました。

アメニティはリンスインシャンプー、ローション、ソープの３種。

お部屋の掃除は無かったので、タオル類は大切に使いましょう。（室内にランドリーはありません）

タイル張りの床のベッドルームは外に面しているのに

木製のドアで締め切っているので、太陽光が入らず

とても暗い雰囲気でした。

なぜ締め切っているのだろう？？と思いましたが

夜になってちょっと納得。

波の音がすごいんです！

目の前の海は岩場なので波が砕ける音が部屋にいても

聞こえてきます。

もしかして締め切っているのは防音の為？？かな。

なぜか室内より落ち着くラナイ。朝食はここで。

クラブハウスが目の前なので、カート降りたらそのままバッグ

担いでお部屋へ戻りました。こんなの初めて！

お部屋の目の前はかわいいクラブハウス。

カートはマウイから中古カートを購入したらしいです。

クラブハウス右側には美しい海が広がります。

ラナイから見える景色はPOOが今まで泊まったホテルの中では

ダントツNo.1の美しさ。朝も夕方も感動の美しさです。

POOが一番お気に入りだった場所がこのラナイ（というかテラス？）。

外にすぐ出られるって便利ですね。

このカルアコイ滞在で、今まで考えたことが無かった1Fのお部屋がすっかり好きになっちゃいました。

お部屋の目の前は写真左下のゴルフコースのクラブハウス。

小さなひなびたこのクラブハウス。かなり「味」があります。

朝早くから、コースメンテのオジサンが息子を連れてカートに乗って＃1からメンテに行く姿を見たり、クラブハウスの支配人（！？）が仕事そっちのけで隣の練習グリーンで延々とパットを続けていたり・・・と、まさに「気ままなゴルフ」風景を見続けていました。

ホテルゲスト数組なのにプールはOPENしているのかなぁ？と

不安になりましたが、早朝お散歩していると、プールをお掃除

してくれているオジサンの姿を見て感激してしまったPOO。

（当たり前かもしれませんが・・・）

ここのプールから見る海の景色は、最高です。

プールサイドバーも、タオルの貸し出しも無し、スタッフもゼロ。のオールセルフのプールですが、そんなの関係ないってぐらい

美しい風景が全てをカバーしてくれてます。

これまた今までのPOOのハワイプールではNo.1かも？？

かなり広いカルアコイヴィラの敷地。

スナックショップからビジネスセンター、ギフトショップ・・と各種サービスがあったみたいだけど、今では看板とガランとした

建物だけが残っています。

オヒアロッジというステキな名前のレストラン。

カルアコイから見るサンセットは絶景だそう（POO達は２日連続曇りで見れませんでした。残念！）で、

そんな風景を見ながら・・の最高のロケーションにあるレストランだったはず。

中にはまだテーブルやバーが残っていました。なんだか寂しい気分・・・。

古くて寂れたホテルだけれど、そんな不安を全て帳消しにしてくれるぐらいだったのが、この美しい風景。

マウイでもハワイ島でも見れない澄み切った空の美しさにPIIと何度も「キレイだねぇ〜・・・」と言い合ったことか・・。

特に朝は最高！

山の向こうからすこしずつ太陽の光が漏れてきてやしの葉がキラキラ光りだします。

海を見ると、雲がピンク色に染まりだし・・。もう言葉では表現できません！

この風景を見るために、PIIと二人で早起きしてパジャマ姿で部屋を飛び出し（他にゲスト見かけないし・・）

２日間この風景を堪能しました。この風景はモロカイだけ。POOは確信してます！

カルアコイリゾートのお隣にあるパポハクビーチ。

ここ、３マイルありハワイ諸島で１番長いビーチだそうです。

ひろーい砂浜で波も穏やか。

カルアコイ前のビーチは岩場で波も荒いので遊泳は無理。

こちらのビーチがお薦めです。