| 今回のアメリカ東海岸旅行で一番の思い出は、ベイヒルクラブアンドロッジの宿泊ゴルフでした。
オーランドの中心から程近いところにありながら、閑静で良く整備されたコミュニティーの中心地として落ち着いた雰囲気をかもし出しています。
派手派手しさがない2階建てのロッジは客室が70室と程よい規模で、部屋からはコースが望めてとても落ち着ける場所でした。
ぺブルビーチのザ・ロッジでの宿泊もそうでしたが、伝統あるゴルフコースに付帯されているホテルは、ゴルファーには堪らない歴史を伝える写真や
トロフィーなどが展示されていて、ホテル内の散策も楽しいものです。
運良く今年は開場50周年に当たり、パーマーワイン、記念のフラッグとピンバッチをプレゼントしてくれました。
2007年に700万ドルを掛けて改装工事をして、客室は新しい家具、照明、カーペット、バスルームがグレードアップされ宴会場も新しくなったそうです。
14時にチェックインをして、５月のこの時期は日没が20時なのでまずは、ホテル内を見学。
廊下にはパーマーさんの思い出の写真を中心に、アメリカのゴルフの歴史、そして世界のゴルフにまつわる写真も数多くあり２人見入ってしまいました。
パブリックスペースもハイセンスで、大人の休日をのんびり楽しく過ごさせてくれます。
そして、スパやプール、テニスコートもあり、家族での旅行の配慮もされていてグッドですね。
敷地内にはパーマーのデザインセンターもあり、避寒地としてここを拠点に過ごすパーマーさんの息遣いが感じられます。
１８番グリーン脇まで散歩して、夕暮れのコースの美しさを堪能、ゴルフファーで良かったと感じられるひと時でした。
部屋に戻りバルコニーから、サンセットで綺麗に色付く９番グリーンを眺め、ビール片手にしばしリラックスタイム！
シャワーを浴びてディナーは渋くバーラウンジに行こうと思いましたが、紳士淑女の皆さんの歓談へは入って行けずベイウィンドウへ。（笑）
食事は大味ではなくてとても美味しく店員も素敵な笑顔で迎えてくれ、今回の旅行の思い出話しに花が咲いた楽しいディナーでした。
朝はやっぱり早起きして日の出が７時なのに５時に起床、バルコニーで鳥のさえずりを聞きながらコーヒーを頂き、またまた１８番グリーンへ。
朝夕の太陽を浴びたゴルフコースは何でこんなにも美しいのでしょうか！宿泊ゴルフでしか味わえない贅沢がここにはあります。
朝食はメインのクラシックダイニングでのビュッフェ、９時からのラウンドにワクワクしながらのんびり美味しく頂きました。
私が初めて宿泊ゴルフをしたのはジュンクラシック、まだ２０代後半でゴルフを始めたばかりだったので、
ここに集うゴルファーの楽しそうでリラックスした笑顔がとても印象的でした。
しかし、その後日本のいろいろなコースで宿泊ゴルフをしましたが、ジュンほどの満足感や感動はありません。
今回ベイヒルの宿泊ゴルフでジュンの感動を思い出し、バルコニーでコースを眺めながらあれこれ考えてみたら明確になりました。
それは、そのコースのゴルファーに対するおもてなし、「ホスピタリティー」なんでしょう。
宿泊ゴルフは日帰りゴルフとは違い、旅行を楽しむというファクターの比重が高いので、ゴルフをしてただ泊まれればいいというものではありません。
時間を気にせずプレーをして、朝、昼、晩のゴルフコースの自然美を楽しみ、同行者とリラックスしながら心ゆくまでゴルフを語り合える環境！
ゴルフコースやホテルは、このようなゴルファーの求める希望に対応するための設備、そしてスタッフの心のこもったサービスが不可欠なのです。
そういう観点から、ベイヒルは今までゴルフをしてきた中で、最高の宿泊ゴルフの環境を提供してくれる素晴らしいコースでした。
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